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補足「青い鳥」

 投稿者:c-cat  投稿日:2018年 1月 5日(金)17時49分53秒
  通報 編集済
  ちょっとしつこいけれど。
えっ、そんな、「幸せは外に探してあるわけじゃなく、自分のすぐ
近くにあるのに気付くってお話」じゃないの、と思われてきた方に。

青い鳥は自分の家の鳥籠にあって、チルチルとミチルは幸せに暮らし
ました、めでたしめでたし、というのなら原作の戯曲では鳥は鳥籠
から逃げたりはしない結末のはずです。原作では逃げてしまいます。
また、そもそもチルチルとミチルは、自分たちが幸せになるために
青い鳥を探したわけではなく、よその病気の子のために探しに出た
のです。自分の家に青い鳥がずっといておしまいでは、話しが変。

これは昔、翻訳者の堀口大学さんが後書きで「幸福とは外に捜して
も云々、すぐ身近に云々」と書いたのを、「まとめ」や「教訓」が
好きな人々が (自分の頭と感性で考察せず) 鵜呑みにして、そうゆう
教訓話しとして童話や絵本で流布させてしまったのだと推測します。

私も世の大勢の解釈に逆らうのが少し自信がなく、さっきネットで
調べましたら、
五木寛之氏は「青い鳥のゆくえ」で、
"人間は「青い鳥」という夢や希望がないと生きていけない。しかし、
それはつかまえたと思ったら逃げてしまう、永遠につかまえることが
できないものなのだ、と。だから人は、自分の手で「青い鳥」を
みずから作らなきゃいけないのだ"と言っている。と孫引き。

また松岡正剛氏は「千夜千冊」で、
"よろこんだ3人(チルチルとミチルと病気が治った子=注はc-cat)が、
よかった、よかったと鳥に餌をあげようとすると、青い鳥はさあっと
飛びたち、どこかへ逃げていった、とさ。
 さて、あとは諸君が考える番である。"

と書いていますね。
 
 
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